先生にキス〈3〉
音楽準備室も音楽室も吹奏楽部の生徒が帰ってしまって静かになっている。
先生が先に入り、続けて私が中に入ると、
「今日は特例使わせてもらうから。」
先生は私を見てニヤッと笑うと準備室の鍵を閉める。
“ダメです。”って、いつもの私なら言うはずだけど、今日は先生に心配もかけちゃったから…特別。
「窓を閉めきって和丘を探しに行ったから、暑くなっちゃったな…。」
先生は手で自分を扇ぎながら、準備室の窓を半分ほど開けた。
風が吹き込んできて、準備室の中に少し涼しい空気が流れ込む。
「先生、何か用事があるんですよね…?」
私が聞くと、先生は机の上に腰掛けて私を手招きした。
先生が先に入り、続けて私が中に入ると、
「今日は特例使わせてもらうから。」
先生は私を見てニヤッと笑うと準備室の鍵を閉める。
“ダメです。”って、いつもの私なら言うはずだけど、今日は先生に心配もかけちゃったから…特別。
「窓を閉めきって和丘を探しに行ったから、暑くなっちゃったな…。」
先生は手で自分を扇ぎながら、準備室の窓を半分ほど開けた。
風が吹き込んできて、準備室の中に少し涼しい空気が流れ込む。
「先生、何か用事があるんですよね…?」
私が聞くと、先生は机の上に腰掛けて私を手招きした。