先生にキス〈3〉
「ダメ。」



「へ?」


私は先生の顔を見上げる。


「拒否。」


先生が私の顔を覗き込むように見る。



「えっ…拒否…?」



私は後退りをしながら首をかしげる。



もう部屋は見たから、それでいいじゃん。



なのに、なんで拒否なの!?


後退りする私に先生は、近づいて来て…



トンッ…


あっ…



足に物があたる感触…。



「行き止まり。」


先生はフッと笑うと、私をベッドの上に押し倒した。


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