先生にキス〈3〉
「俺のこと呼んで…。」



まさか、先生…私が何を言ったらいいのか考えていた気持ちが分かったのかな…?



そんなわけないか…。






「………先生。」



言われた通り先生のことを呼ぶ私。



「ん〜、ちょっと聞こえにくかったから、もう一度。」



今のは絶対に聞こえてた!!


そのイタズラっぽい笑顔が何よりの証拠だよ…!



もう一度なんて、絶対に言わないからね!!



< 229 / 340 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop