先生にキス〈3〉
「別にいいよ。普段、全然会ってないわけじゃないんだから…。」



「何も修学旅行で二人にならなくても、いつもラブラブだから、いいってことかぁ…!」



梗子はウンウンと笑顔で頷いて勝手に納得する。



ラブラブ…って程じゃないのに……。



もう……!





『和丘さん!!』


廊下から、クラスの女の子たちが手招きをしている。


えっ…何事?



私は呼ばれるがままに、廊下へと出ると、そこには…



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