先生にキス〈3〉

「修学旅行の時の、“次回繰り越し分”です。先生…そう言ってましたよね…?」



「…確かに言ったけど、今のは認められないな。」



「えっ…きゃっ…!」



先生は、ニヤリと笑った後、私をソファーに押し倒す。



「普通、キスはここだろ?」



先生は指で私の唇をなぞる。



指が触れるだけで、ドキッと心臓が飛び跳ねるように動く。



「もう一度キスしてくれる?」



先生の瞳が私の目の奥深くまで映りこんでくる。



もう一度…って言われても…ドキドキし過ぎちゃって出来ないよ…。



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