先生にキス〈3〉
「和丘?」



う〜ん…どうしよう。



せっかく誘ってくれてるんだから……






「断るのもどうかと思うので……行ってもいいですよ。」



先生から目を逸らしながら返事をした。



「要するに、“行く”ってことで決定だな!」



先生の手が頬から離れた瞬間、腕を掴まれグイッと引っ張られる。



その勢いで、机の外に顔を出した私に先生は優しくキスをした。



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