先生にキス〈3〉
「悪いけど、それは却下。」



ニヤリと笑いながら、私の耳の傍に手をつく。



なんで、速攻で却下しちゃうの!?



反応早すぎ!!


「せっかく誰もいない場所に来たのに、すぐに引き返すわけないだろ?」



「あっ…あの……ひゃっ…」



先生は私の被っていた帽子をパッと取ると、そのまま地面に落とした。



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