『 残 像 』
02.涙は人生の武器である


泣いて泣いて、どうにかなる世界だったなら。


私は涙も涸れるほどに泣くだろうか。


泣けど泣けど、どうにもならない世界だからこそ。


私は涙も涸れるほどに泣いているのではないだろうか。


けれど、それでいい。


悲劇は通り過ぎれば喜劇に変わる。


だから、私は今日も泣いた。




< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop