特等席はアナタの隣。
「う…ん…」

少し息苦しい…。クルンと寝返りをうつ…。

身体に何か巻き付いてる感じがする…。

重たい瞼を上げると、黒崎君の寝顔がドアップ…

「な…に…?」

首の下と背中にまわる黒崎君の引き締まった腕…

「え…え…」

…この状態はもしや…抱き締められて…


頭がどんどん覚醒していく…










「……キャアァァーーっ!!!!」


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