特等席はアナタの隣。
一人の女子がキョロキョロと室内を見渡しているのが分かる。



「わぁ〜誰もいなぁい♪」

その子は嬉しそうに呟き、一番窓際の陽当たりがいい席に着いて勉強を始めた。


なんだ…ただの利用者か…

そう安心して再び眠りについた。


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