特等席はアナタの隣。
第七章〜気付いた気持ち〜
「はあぁぁぁっ!?!?」

「ちょっ…!シーッ!シーッ!」

慌てて麻美の口を押さえた。

お昼休憩、お弁当を食べながら、ついに麻美に全てを話した。


「ちょっとアンタ!!いつの間にそんなことになってんのよ!!」


「いや、私もよく分かんないうちに…」
流れで…と曖昧に答えた。
自分でもまさかこの短期間で黒崎君とこんなに接触するとは思ってなかった。

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