特等席はアナタの隣。
あんな黒崎君を見たのは初めてだった。

とろけるような甘い笑顔。艶やかで色気のある声。


あれじゃ心臓がもたない…。ホントにいつか壊れちゃう…。


気絶してしまった自分を思い出した。


なんて恥ずかしい…!!もう、消えてしまいたいっ!!と思うほど。


黒崎君、呆れただろうか…。

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