特等席はアナタの隣。
教室じゃやっぱりダメだ…。
いつもの図書館で話そうと心に決め、席を離れた。


女の子に囲まれる黒崎君を近くで見るのは結構ツラかった…。


ちょうど教室に入って来た麻美の元へ向かう。


「さ、モカ。今日はゆっくり聞かせてもらうわよ」

裕太君と同じことを言ってる。


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