特等席はアナタの隣。
「よお」
いつもの挨拶だ。


「どした?今日は早ぇな。木下とメシ食ってねぇの?」

聞きながら黒崎君がこちらに向かってくる。


思わず立ち上がった。

「う、うん…。黒崎君と話がしたくて…」


急に昨日のことを思い出し、恥ずかしくなって俯いた。



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