特等席はアナタの隣。
息を落ち着かせ、黒崎君の顔を見つめる。

これから、こんなことが続いてくの…?
私の心臓耐えられないよ…。
昨日から黒崎君の行動には戸惑いの連続だ。

そんな私の考えとはよそに、

「なに?」

とニコニコ穏やかな笑顔で私の頬を撫でている。


恥ずかしがる余裕も先程のキスのせいでなくなった。

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