特等席はアナタの隣。
「と、とりあえず、ゴハン食べよ?」
ね?と黒崎君にお願いする。

「あぁ」

ニッコリ笑った黒崎君は、私の頬にチュッと軽いキスを落として立ち上がった。

その小さな行動一つに、胸がドキッと鳴る。




「はい、どうぞ」

机に並んで座り、持ってきたお弁当を黒崎君に渡した。


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