特等席はアナタの隣。
「却下」

本棚を背に座り込んだ黒崎君の足の間に、私も無理やり座らされた。

「週末俺ん家来い。勉強はそん時たっぷり教えてやる」

艶のある声で囁く黒崎君に、後ろからギュッと抱き締められる。



やっぱり甘い黒崎君に、一気に顔が熱くなる。


うわっ〜!!
心臓がバクバクするよっ!!

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