特等席はアナタの隣。
2人から逃げるように図書館へ向かう。


中等部へと続く渡り廊下を渡ろうとしたその時、

「モカちゃん!」

遠くから大きな声で呼ばれた。
反射的に振り向く。


「…高橋君?」


バスケットボールを持った高橋君がそこにいた。

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