特等席はアナタの隣。
「じゃあさ、それちょうだい?」
高橋君が目の前に立ち、お弁当箱を指差した。
「えっ……ちょっとそれは、」
「食べないんでしょ?それ。じゃあ、貰ってもいいじゃん」
私の言葉を聞かず強引にお弁当箱を奪う。
「や!……ちょっと!!」
返して!と高橋君に詰め寄るけど、ひょいとかわされる。
「俺が食べてあげる。……俺が貰うから」
意味深な言葉でにやっと笑う高橋君に、ゾクっと背中が寒くなった。
高橋君が目の前に立ち、お弁当箱を指差した。
「えっ……ちょっとそれは、」
「食べないんでしょ?それ。じゃあ、貰ってもいいじゃん」
私の言葉を聞かず強引にお弁当箱を奪う。
「や!……ちょっと!!」
返して!と高橋君に詰め寄るけど、ひょいとかわされる。
「俺が食べてあげる。……俺が貰うから」
意味深な言葉でにやっと笑う高橋君に、ゾクっと背中が寒くなった。