特等席はアナタの隣。
「はあぁぁあっ!?ねぇの!?弁当!!」
和泉君がガクッと肩を落としている。
お弁当は奪われたまま、あれから高橋君と別れ、急いで図書館に向かった。
「ご、ごめん!!……つい忘れちゃって…。その代わり、購買でパン買ってきたから!」
ほら!とパンを机に置く。
じとーっと責めるような視線で見てくる和泉君から目を逸らした。
高橋君に取られたとはいえ、あげてしまったのは事実。
本当のことを和泉君に言えなかった。
和泉君がガクッと肩を落としている。
お弁当は奪われたまま、あれから高橋君と別れ、急いで図書館に向かった。
「ご、ごめん!!……つい忘れちゃって…。その代わり、購買でパン買ってきたから!」
ほら!とパンを机に置く。
じとーっと責めるような視線で見てくる和泉君から目を逸らした。
高橋君に取られたとはいえ、あげてしまったのは事実。
本当のことを和泉君に言えなかった。