特等席はアナタの隣。
翌朝、髪を結い、薄く化粧をして清楚なワンピースに着替える。

結婚式にすぐ向かえるよう、準備をして和泉君の家に行くつもりだ。


和泉君に連絡してないけど、家にいるよね…?


気合いを入れ、ハイヒールを履いた。

よしっ!!


「行ってきます!!」

お母さんの、早く帰って来なさいよ〜、と言う声を聞きながら家を出た。

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