特等席はアナタの隣。
「うちこの近くなの」
と答えると、

「は?お前こんな所から通ってんの?」

と驚きの表情を黒崎君は見せ、

「だから毎日ギリギリの時間に登校すんのか」
と呟いた。


そんなところまで見られていたなんてっ!!
思わず赤面しうつむいた。

朝の時間、電車一本早くしようかな…。


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