特等席はアナタの隣。
スーパーからの帰り道、途中まで方向が同じということもあり、必然的に一緒に帰ることになった。


最初は緊張していたモカだったが、話すうち次第に慣れてきた。


今の黒崎君は教室で見る不機嫌な感じじゃなく、図書館で会った時の方の彼だ。
それに安心する。


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