特等席はアナタの隣。
第四章〜縮まる距離〜
次の日から電車を一本早くしようと心に誓ったにも関わらず、早速起きれなかった…。
しかも寝坊ときたもんだ。
な、情けない…。
どうせ今から走っても電車には間に合わない。
遅刻決定かぁ…。
はぁ〜とため息をついたその時、
「モカ、送ってやろうか?」
授業が休講になったという大学三年生の兄が声をかけてきた。
しかも寝坊ときたもんだ。
な、情けない…。
どうせ今から走っても電車には間に合わない。
遅刻決定かぁ…。
はぁ〜とため息をついたその時、
「モカ、送ってやろうか?」
授業が休講になったという大学三年生の兄が声をかけてきた。