特等席はアナタの隣。
「駅に着いたら電話して。迎えに行くから」

最寄り駅を教えてくれ、はい、と携帯を出されて赤外線で番号交換をした。



誰もが欲しがる黒崎君の携帯番号とアドレス。

簡単にゲットしちゃったよ…。


「じゃあ俺これから部活あるから」

明日必ず来いよ、と念押ししながら黒崎君は出て行った。

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