特等席はアナタの隣。
不機嫌モード全開の黒崎君。
「相変わらずつまんねぇ奴だな!コイツなんか放っておけって」

「でも…」と困惑する立花さんに、いーのいーの、と笑いながら裕太君は次の話題に移る。


やっぱり黒崎君は無反応。窓からグラウンドを見ているだけ。

毎日のように取り囲まれ、アレコレ話しかけられるのはきっとうんざりするのだろう。

モテすぎるのも苦労して大変だなぁ。ストレス溜まっちゃうよ。

まぁ私には一生縁のない話しだからある意味羨ましいけど。


そんなことをぼんやり考えてたら黒崎君がふいにこちらを向いた。



ヤバい…見すぎてたかな!?


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