イケメン霊感転校生とナツの恋
――またあの目!


しかし、ブルーは、
一瞬こちらを睨んだだけで、
そのまま奥へ分け入ってく。


――ダメとは言ってないよネ


ァタシは、睨まれたのはおいといて、
都合のいい解釈で、
今度は堂々と後を付いて行った。


》》》ドン!《《《


――!!!
  カミナリ???


遠雷が聞こえ、
次第に辺りは暗くなっていき、
通り雨の気配になってくる。
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