イケメン霊感転校生とナツの恋
ブルーは両手を
石のある方角にかざすと、
目を見開いて深呼吸をした。


「……スゴイ、力だ……」


ァタシは、何故かそうさせては
いけないような気がして、
ブルーの目の前に立ちはだかって、
その目を《ジッ》と見て言った。


「センパイ、目を醒まして下さい。
 お願いです……」


ブルーはァタシのほうを見た。
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