イケメン霊感転校生とナツの恋
「ひとりで行って下さい。
 ァタシは力なんて
 キョーミないですから!」


ァタシは自分の口調が
思ったより強いのに自分でも驚いた。


「ナツ、大丈夫?」


振り返るといつの間にかエリがいた。


「エリ!」


「カミナリ落ちたみたいで、
 心配で探しちゃったよ。
 あれ、センパイ……」


エリはブルーに気づいて、
フクザツな表情になる。
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