イケメン霊感転校生とナツの恋
――な、何だろ???


仕方なく、もう少し進むと、
下に白いモノが浮かび上がった。


「ひっ!」


ァタシは飛び上がったいきおいで、
アタマをぶつけた。


「いったぁーっっ」


よく見ると、
白く見えたのはブルーの手だった。


頼りないあかりで照らすと、
ブルーは半身を窪みに落とし込んだまま、
こちら向きに手を伸ばして倒れてる。


「センパイ!?
 ダイジョブですか!?」


ァタシが揺すると、
ブルーは微かに呻いた。
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