イケメン霊感転校生とナツの恋
「ナツ……」


もういちど、
ブルーから名前を呼ばれると、
何かフワっと軽くなった気がした。


さっきまで気づかなかったけど、
入ってきたほうから、
ほんの少しだけ光が差し込んでる。


ブルーの顔も
はっきりとわかるようになってた。


「出ますョ。
 いいですか?」


「ああ。
 大丈夫、いやダイジョブだ」


ブルーはァタシのマネをした。


ァタシは嬉しくなり、
笑顔になれた。


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