イケメン霊感転校生とナツの恋
ァタシはブルーによじ登り、
エリに引っ張られて、
やっとはいあがった。


「エリ、ところで、先生たちには……」


ァタシは助けが来ることを
期待して聞いたが、
エリは楽しそうに笑って言った。


「こんな面白そうなハナシ、
 誰かにするわけないでしょ」


ァタシは、
さっきエリに引っぱってもらった時、
一緒に落ちたら
どうなってたんだろうと思うと、
ゾっとした。


エリはどうやら、
明日ウワサの発信源になることが
楽しみでしょうがないらしい。
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