イケメン霊感転校生とナツの恋
6.なんでこんなふうに話せなかったのかナ
あれからのブルーは
ヒトが変わったみたいに快活で、
女の子には愛想よく、
いじめには屈しなくなった。
霊感やいじめで
声を潜めていたコたちまで
手のひらを返すように彼に熱を上げてた。
ァタシは、
みんながブルーに憧れてるのが、
自分のことのように嬉しかった。
「なんでナツたちは、付き合わないの?」
エリはァタシをウワサのタネに
できないのが不満そうだ。
「だって……」
ァタシは答えに困った。
「またカミナリが落ちたらタイヘンでしょ!」
ァタシはブルーが
苦しそうな顔をしてなければ、
それだけで十分な気がしてた。
ヒトが変わったみたいに快活で、
女の子には愛想よく、
いじめには屈しなくなった。
霊感やいじめで
声を潜めていたコたちまで
手のひらを返すように彼に熱を上げてた。
ァタシは、
みんながブルーに憧れてるのが、
自分のことのように嬉しかった。
「なんでナツたちは、付き合わないの?」
エリはァタシをウワサのタネに
できないのが不満そうだ。
「だって……」
ァタシは答えに困った。
「またカミナリが落ちたらタイヘンでしょ!」
ァタシはブルーが
苦しそうな顔をしてなければ、
それだけで十分な気がしてた。