イケメン霊感転校生とナツの恋
「青いコンタクトすると、
 霊感が抑えられる感じがしたんだ……」


「うん」


それは、
初めて2人に流れる
穏やかな時間だった。


――なんで今までこんなふうに話せなかったのかナ


ァタシは、ちょっぴり後悔してた。


「それで親が勝手に引っ越すことに
 決めちゃってさ……」


ブルーは寂しそうだが、
以前の切羽詰ったような感じはない。
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