はあとがふたつ。
その後、又、地元に帰って来て、美稀はアヤとニケツして帰る。その途中、前から智也と真彦がチャリで向かってきた。
美稀は顔が赤くなった。 なんで、赤くなってんのよ!
1人つっこみしていた。「おぉ!偶然だな。」
「ほんとに偶然ねェ」
アヤはもぉ真彦のれっきとした彼女だから、すらすら、しゃべる。
「美稀どぉしたの??」 アヤが問いかけてくる。 「アヤ、帰ろう??」 「う?うん。」
アヤは真彦にバイバイを言って後ろにまたがった。 「美稀、意識しすぎだよぉ」
意識??私、意識なんか。
「してないよ。」
「真っ赤な顔になってたもん。」
「……」
「智也にOKしたら??」 OKって智也と付き合うんだよ!無理むりィ。………でもないかも。
「うん。」
「えっホントにッ?」 「うん。」
美稀は照れながら言った。
「やったァ!コレでみきも恋の仲間入りだねッ!みきの初恋だね」
初恋…そっか、私初恋なんだった!うわァすごい!これが恋なんだ!

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