はあとがふたつ。
塾の授業がそろそろ始まる。皆集まってきて、ザワつき始めてきた。

「美稀ィ今日は早いねッ!」

同じ中学の5組の風香がよってきた。

「ウンちょっとね…」

「今井と何かあった??」
風香は美稀の恋を知ってるから、なんでも話せる。

「もぉ無理みたい…」

「えっ!」

「まぁもぉ自然消滅しそォな感じ。」

「そっかァ」

「まぁ頑張ろう!!」

風香は元気を出さしてくれる。美稀の大好きな友達。

授業が始まった。風香は1つ下のクラスで、戻っていった。


今日は2つ授業があって、1つ目の授業が終わり休憩時間になった。


携帯を見た。
智也カラ、メェルが来ていた。

受信:智也
別れよう。

コレだけだった。


美稀は見た瞬間、涙が出た。おお泣きしてしまった。

すると、K中学の和田竜生が話かけてきた。

「なんで泣いてるンー??」
「グスンッ!」

美稀は涙をふいた。

「ふられたんかッ?」

図星な事を言われ、うつむいた。
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