はあとがふたつ。
家につくまでの間に、智也からの着信が5件も入っていたから、智也にかけた。


「もしもし。」

智也は普通に出た。

「何?いっぱい電話くれたでしょ?」


「あぁ。俺、さなえと何の関係もナイケド、お前には傷付く事したと思うカラ、もぉ無理になった。それだけだ。」



「……そっか。」

美稀は又、涙が出てきて当分、声を出さなかった。

「ごめんな。」


智也はコレを言って、電話を切った。


美稀は、家まで、ついたケド、帰る気になれず、近くの公園にいった。


ほんとに、好きだった。

智也は美稀がずっと片想いしていて、やっと両思いになれて、そして、2ヶ月くらい付き合って、終わった。


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