はあとがふたつ。
そして、パレードが始まった。


沼町が美稀達の前をくるたびに、竜生は手をふってくる。


美稀はさりげなく、返した。



‐告りよ‐


さっきの美帆の言葉が、よみがえる。


美稀はもちろん好き。デモなんか、なっとくいかない。

少しは期待してしまう部分もあるケド…




パレードの途中に、アヤとえりかも合流した。


美稀は2人にも、相談した。


「美稀が、好きなんやったら、そうしたら?」

アヤの優しいひとことで、美稀は決心した。


「告るわ。」


「よし!頑張って!」


美稀は竜生にメェルを入れて、夜会う事になった。

< 48 / 74 >

この作品をシェア

pagetop