はあとがふたつ。
そして、あっというまに、夏休みになりました。
「あっいたァ!」
待ち合わせ場所に私たちはつき、智也達がいた。
美稀達はメイクもファッションも完璧で学校以上に目立つ格好していたから、男子達は目が点に。
「おぉ。やっと来たかッ。」
「おまたせェ」
「ぢゃッ行くかッ」
計9人は場所取りを始めた。
皆バラバラになり、場所を探す事になって、智也が美稀をさそった。
「おぃ、行くぞ」
呼ばれた事に美稀は驚いて、呆然としていた。
「あっうん。」


「なんか、今日さぁ匠が松本に告るらしくくて、それから、真彦が加藤に告るンだって」
ふぅん。松本とはえりかで、加藤とはアヤの事。お互い好きだったんだァ!美稀はあわり、興味がないので、適当に返事をした。ってか、なんで智也と一緒に探してンだろ…。「そぉなんだ。」
今はまだ、智也には両思いって事は秘密にしておこう。
「皆やるよなぁ。俺もがんばらないと」
「何を?」
なんとなく、聞いてみた。「あっ、いやァまぁ恋?」 恋?誰に?
「ふぅん。」




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