電波ヒーロー

_となり、警戒中



梅雨の真っ只中の、夏間近の日曜日のことだった。


久々に太陽が顔を出し、雲ひとつない快晴、という言葉がよく似合う青い空が広がっていて、ここぞとばかりにたまっていた洗濯物を洗濯していた。

今も、脱衣室に置いてある洗濯機が忙しそうに音を鳴らしながら働いている。本日2回目の洗濯だ。


洗濯機の音を聞きながら、私は部屋中の掃除に勤しんでいた。


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