お気に入りの場所で
『ちょっと…早かった…かな?まだ…6時10分位やもんな…電話きって、そのまま来たからなぁ…』

ぶつぶつと独り言言いながら…

『早く、雅ちゃん来ないかな…』



今…5分位前やなぁ時計見ながら思ってたら…

向こうから、雅ちゃんが走って来るのが見えた…

(きた~!)


「お待たせしました…ハァハァ…ごめんなさい…遅くなっちゃって…」

慌てて謝ると…


『全然待ってないで、俺も来たとこやし、そんな焦らんでも、ゆっくりで良かったのに』

って笑いながら言われた…


「だって…//」

『何?』

「な なんでもないです」
言いながら俯いちゃった

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