お気に入りの場所で
俺は、恥ずかしいのを誤魔化すように…

『雅ちゃん、注文した?』
テーブルの上には、何もなかったから、聞いてみた…

「まだです」

『何で?注文してくれて良かったのに』

「一緒が良かったから…」


『ありがと、いつものでええかな?』

「はい」

『マスター、コーヒー二つお願いします』

“かしこまりました”
マスターの声が聞こえた

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