お気に入りの場所で
車内に流れるラジオからのメロディ…

甘いラブソングが、私達を見てるように、心地よくて…

あ~何て、今の気分にあってるんだろ~

またまた…自分の世界に入りつついると…

『雅ちゃん?』

優しく名前を呼ばれた…
「はい…」

『どうしたん?気分悪くなった?黙ったまんまやから』

「違いますよ、ラジオの曲聞いてただけで」

もう、私ったら、又晋弥さんに気を使わせちゃったかも…


『そう?ならええねんけど』

晋弥さんは、優しく笑いながら、私を見た後又運転に集中した…

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