星にありがとう(短編)
今夜のこの瞬間を二人の最後の思い出にしようと、私は一人心に決めていた。
なぜかって?
それは、いずれ私の目は見えなくなってしまうから。
だんだんと見えなくなっていくのを、私は日々実感している。
そのことは正直、すごく怖い。
失明で失うものは視力だけではないだろう。
仕事だったり生活だったり今あるたくさんのものを、きっと手放さなければないらない。
わかっていることなのに、その事実に何度も押しつぶされそうになっている。
だけど・・・。
だから・・・。
別れようと思った。
なぜかって?
それは、いずれ私の目は見えなくなってしまうから。
だんだんと見えなくなっていくのを、私は日々実感している。
そのことは正直、すごく怖い。
失明で失うものは視力だけではないだろう。
仕事だったり生活だったり今あるたくさんのものを、きっと手放さなければないらない。
わかっていることなのに、その事実に何度も押しつぶされそうになっている。
だけど・・・。
だから・・・。
別れようと思った。