戦国の世で  風林火山と共に
行く当ても

寝床もないんだもんな。


考えたって帰れないんだ。

今生き抜くことを考えないと・・・。



「それやったら

さっそく行くで!!


壱斗さんやし

きっともう起きてるわ!」





紅葉につられ

道のない道を進む。


こんな山

一生登ることはないと思ってたのに。
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