戦国の世で  風林火山と共に
「壱斗さん!

朝早くに失礼しますわ。


攻撃隊長の紅葉や!」




「これはこれは、紅葉。

朝早くに何の御用ですか?


そちらの方は・・・」



なんて丁寧な話し方。



「ああ、紹介するわ。

突然木から落ちてきてん。


記憶喪失らしゅうて

名前以外何も覚えとらんのや。


隊も、故郷も、目的地も」
< 19 / 82 >

この作品をシェア

pagetop