戦国の世で  風林火山と共に
目が覚めると

俺は森にいた。



・・・ヤなにおいだ。



草のにおい。

鉄のにおい。

・・・血のにおい?



思わず飛び起きてしまった。


これでもか、というくらいに

思い切り首を振って

あたりを見回した。
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