戦国の世で  風林火山と共に
こ・・・紅葉さぁん・・・


無謀だってば・・・!!



「っし!

ほな行くでぇっ!!」



俺の意見無視かぁっ!!


そりゃそうかもだけど・・・!!



掛け声と共に

軸にした右足が思い切り地面を弾き

紅葉の小さな体は

すさまじい勢いで

鉄砲玉のように向かってくる。
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