キミのことが好きでした


朝、ずっと僕が来るのを
待っていてくれたキミ

その日が試合だとは知らず

そっとそのお守りを
残していってくれました



たったひとつしか
選べない願い事を

キミは僕のために
使ってくれたのです

それなのに僕は




いつもキミのおかげでした

ずっと諦めず
部活を続けてこれたのだって

全部キミのおかげでした



それを忘れていた僕は

なぜか涙が
止まらなくなりました





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