キミのことが好きでした


この時期になると

どんなに頑張っても

手の届かないものが
あるということを

僕らは自然と学びます



夕陽に静かに照らされた
キミの表情は

タツを想っていたのか

遠くを見つめる瞳が
とてもキレイで

大人びた雰囲気が

呼吸さえも
忘れさせそうで



このまま
気付きたくなかったのに

僕の隠れた気持ちが

表に出ようと
もがいていました





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